未明タイトル

タイピングがしたいだけです。

明日、お付き合いしていた人とお別れをします。

 

こんばんは。

特別何と言ってタイトルが付くようなことを更新してこなかったブログ主ですが、

今日のタイトルはなんだかエッセイとか映画みたいじゃないですか?

 

タイトルの通り、明日、お付き合いしていた人とお別れをします。

明日なので「している」の方がいいのかもしれないけど、

でももうこうなっている今、全部過去であり振り返るべきものになっているので、これでもいいかな。

 

 

一昨日、木曜日の仕事終わりに時間がないか、話がしたいと言われました。

私は、確かに最近会っても揉めることが多くなってしまっていたけど、その日のうちか別日でも話し合って解決ができたと思っていたし、

私は自分が感情で生きている人間なことは自覚していたので、感情的に全てをぶつけてしまうのではなく

事が起こってしまった根本を考えて、言葉も考えて、発見して、

私たちにはこの根本があったから今回揉めてしまった。でも原因が分かって良かった。次からは対策して同じことを繰り返さなくて良い。

私たちは荒削りではあるけど一緒にいる未来に進めている、

 

と思っていました。

 

 

話ってなんだろう。

私の中では「彼に大きな病気がみつかった」「別れ話」の二択でした。

 

どちらにせよ、木曜日に直接会って、冷静な判断ができるほどできた人間ではないと自分を思っていたので、

電話で一度聞いて、木曜日にも会おうということにしました。

 

 

彼に、もう限界だと言わせてしまったんです。

 

 

もうね、このブログは誰が見るものでもないと思ってるから、公開はしてるけど

ありがたいことに私は信頼してる友だちや親友がたくさんいてたくさん話を聞いてもらってるから、ここに書いたことが全部なわけないです。

書いてないこともたくさんあるからね、未来の私が見るのも含めこれ書いとこ。

 

 

 

私は彼に世界一愛されていると思っていたので、限界の意味が最初分かりませんでした。

そしたら「一緒にいたくて会ってるのに○○ちゃんを怒らせてしまう」「俺が会いたくて会おうって誘ってるのに楽しくないって思ってしまうのがしんどい」「いつからか分からないけど『好き』の貯金を使って会ってる感じが○○ちゃんに失礼で辛い」「○○ちゃんが楽しそうにして、それに温度差を感じている自分が辛い」「俺◯◯ちゃんの理想になれない」「◯◯ちゃんが思ってるほど俺いい人じゃない」

終いには、「○○ちゃんのこと好きか分からなくなっちゃった」と、言わせてしまいました。

彼は今まで聞いたことのない声で泣いていました。

 

 

この電話は一昨日のことです。

一昨日、彼との電話を終えた後すぐに親友に電話をしました。

今はこうして文章にするまでになっているけど、その時の私はひどかったです。

マンションの中庭に飛び出して大泣きしながら親友と電話をしました。

でも本当、電話した彼女、達観しているというか私より客観的に物事を見ることができるというか、

そういった所でも信用してる人なんですよね。

あの電話があったからこそ、今の私は色々と、準備をするという段階にまで来れています。

 

 

彼にそう言われて昨日今日で気づきました。

いや、完全に気づいてなかったわけじゃないんだけど、でも甘えで、いつか終わるとか、いつか治るっていうか、思ってたんです。

私の中に、知らないうちに彼といる時だけにいる怪物のようなものが生まれて、それも日に日に育っていました。

 

私は正しいことをしてるって思ってたんです。

いや実際、恋人と喧嘩をした時に感情的に「別れる!」とかバーーーっと言ってこなかった自分を否定はしたくないです。

きっとそれをしてしまっていた未来の方が残酷で後悔も大きいものだったと思います。

 

でも、自分が正しいことをしてるって思ってる時って、本当に向けている刃に気づかないんだなって思いました。

私は冷静に言葉にする代わり、どうか私が悲しいと思っていることが伝わってほしいと思って

彼に罪悪感を持たせるような言い方をしてしまっていました。

 

 

彼は、私にそれを気づかせることができる唯一の人でした。

それは彼の前にしか現れない怪物だったのだから当然ではあるのですが、

この世界には別れたい理由も言わずに別れを告げるもいる中で、私に誠実に、私から離れたい理由を言ってくれました。

本当にありがたいことだと思います。

 

 

正直、私の中の怪物は今回初めてきちんと存在を確認しただけで、

どんな形をしていてどんな対処をすればいいのか、分かりません。

対処した結果私が死んでしまうのかとか、どれほどの距離にいるのかとかも分かりません。

でも、性格の一部としている怪物だから、近くにいるんだよなぁ。

 

その怪物と一緒にいる時の私は、本当に嫌いだけど、でも今の私にとってどうしようもなく私なんです。

あぁ、このブログを書いてて初めて涙が浮かんできました。(笑)

 

 

私、どうやったら変われるんだろう。

たぶん覚えがある中で性格が変わったの、高校と、大学と、社会人、まぁ節目なんですよね。

 

自分の嫌いな自分をどうやったら変えられるだろう。

あの怪物をどうしたら殺せるんだろう。

もしかしたら殺すことも違うのかもしれない、手懐けるとか、そういう方向なのかもしれない。

そこが今一番、分からないです。

 

 

あぁ、今気づきました。

半年以内に、彼が私に嘘をついたことがあったんです。

それに加え、たぶん噂でしかない良くない話というか。

同僚とディープキスをした、みたいな話を聞いてしまったんですね。

 

私すごく怒ったんです。

怒ったっていう字面が正しいのか分からないけど、

詳細をしっかり聞きました。逃がさないと思いながら。

 

結局ディープキスの件は本当に違くて、ついていた嘘の、私と遊ぶ予定だった日を家族の予定が入ったからと言ってなくしたその日、

職場の男女グループでディズニーに行く、という内容でした。

 

 

話し合った結果、どうしても行きたい遊びなんだろうなと思ってディズニーには行っておいでと言ったんですけど、

もしかしたらあの時から私の中に怪物が生まれたのかもしないって今、思いました。

理由を付けたいだけかもしれませんね。また今も怪物がいるのかな。

 

「彼はいけない事をした」「彼は私を傷つけた」「私は怒る権利がある」「それを許される立場にある」

そう、無意識にでも思ってたのかなぁ。

彼と一緒にこの怪物を育ててしまったんだろうかとか思いたいんでしょうね。

共犯にさせてしまいたいのか、なんてやつなんだろう。

 

 

今、どうすればこの怪物をって、すごく分からないけど、

明日は本当に素敵な日にしたいって思います。

 

 

電話での私は言葉を発していられるけどパニックだったから、

この電話でとか木曜日で別れるとか考えられないと思って、それも伝えていました。

 

でも、彼と私がこうなってしまった以上、

続けていく方が無理なんですよね。

 

「別れたくない」というフェーズは抜けました。

抜けたというか、その選択より別れる選択の方がいいって思ってきました。

 

たった1日半で!

えらいですよ。みんな言ってくれた。相談した人みんなこの短い時間でよくそこにいけたと言ってくれた。ありがとう、ありがとう。

 

 

私は、一番大切な人を一番傷つける人になってしまっていました。

大切な人を本当の意味で大切にできる人になりたいです。

 

 

 

 

 

 

明日ね、

 

彼が買ってくれた服を着て、彼が好きだと言ってくれた香りのハンドクリームを付けて、

さよならがこんな辛い人と付き合えて幸せだとか、

あなたじゃなきゃいけなかったわけじゃないけど、それでもあなたと生きていきたかったとか、

ありがとうとか、ありがとうとか、ありがとうとか、

私は知らないうちに変わってしまっていたとか、それはあなたしか私に気づかせることはできなかったとか、

私は頑固で気づかないからこの別れはあるべきだと思うとか言って。

 

 

電話、私より彼が泣いてたなぁ。

ごめんね。好きかどうか分からなくなるの、辛かったよね。

最後まで大切にしてくれてありがとう。

私が勘違いできてしまうくらい大切にしてくれてありがとう。

 

 

この文章を書いてても、ふと心が弱くなる。

あぁ、彼と、別れてしまうんだ。

続くと思い描いてたものは、続かないんだ。

嘘みたい。本当に嘘みたい。夢じゃないかしらと。

 

 

失恋、辛いですね。

今はどうにも、どうしても復縁を軸にして物事を考えてしまいます。

自分が本当に復縁したいのかも分かっていないのにって感じなので、

冷却期間で自分と向き合っていきたい。

 

 

素敵な恋でした。